「つながらぼ」は、日本初のおひとりさまメディア『ひとりとひとり®』のクリエイターと各専門家&有識者が手掛けるプロジェクトです。 ボードゲームで遊ぶことで【つながり】を持つ。その中で、問題を可視化していきます。例えば人間関係をスムーズにし、人生を豊かにするためのヒントを導き出すなど、可視化された問題を解決へと導いていく。そんなコミュニケーションツールとしてのボードゲーム(ボドゲ)をクリエイトしていく専門の研究チーム。それが、「つながらぼ」です。

わたしたち「つながらぼ」は、日本初のおひとりさまメディア『ひとりとひとり®』の
クリエイターと各専門家&有識者が手掛けるボードゲーム開発&研究チームです。

なるほど、おひとりさまメディアだから「孤独死」や「離婚」などのテーマでゲームを作っているんだ?
と思う方も多いかもしれませんね。

でもそれだけではありません。 私たちは「おひとりさまメディア」とは、名乗ってはいますが、「ひとりぼっちでも強く生きよう!」ということをことさら推奨しているわけではありません。

むしろ「ひとり」と「ひとり」がつながることで、その一人ひとりが自分にふさわしい「いきかた」を見つけ・究め、生きるための選択肢を拡げていくことができるよう、「孤立無援」の生き方ではなく、お互いの「個」、まさに「ひとり」と「ひとり」が支え合う、いわば「個立有援」の生き方を推奨しています。

そして、それこそが「真のおひとりさま力」であると考えています。
要は、人はひとりでは生きていけない、ということです。
なぁんて、堅苦しくて、かっこよさげなことを書きましたが…(笑)

『深刻なことほど面白い』という、不謹慎な発想から、スタートしたのがこのプロジェクトだったんです。

昨年の秋、メンバー数人で孤独死をテーマにしたトークイベントに参加したんです。
そのイベントでは、不謹慎ながら会場内大爆笑w という、不思議な体験をしました。
実際に、亡くなった方の部屋の写真を見ながら、大爆笑なんです。
例えば、エロ本まみれの部屋で亡くなった男性の部屋の写真を見ながら「ある意味幸せですよね」なんて、笑いが起こるんです。写真そのものは、悲惨な状態なんですよ。
ご遺体こそ写ってはいませんが、そこにご遺体があっただろうなってわかるように“汁跡”が残っているんですね、そんな写真を見ながら、大爆笑なんですよ。カオスですよ、マジかよ、って思いました(笑)

でも、その時、思ったんですね、『深刻なことほど面白がったり楽しんだりしたほうが、より伝わるんじゃないか』と。そして、それを面白がるツールとして最適なのは『ボードゲーム』なんじゃないかと。

今、いろんな人は伝えるツールとしてボードゲームを独自に開発しています。
例えば、防災、学校や幼稚園などでも活用されて、遊びながら防災を学ぶことができます。(私たちの媒体、フリマガ『ひとりとひとり®』でも取り上げています)
こちらは「遊ぶ」と言うのとは違うかと思いますが、エンディング業界にも、もしもの時にどうしたいかを可視化する為のカードゲームや団体があるようです。

私たちはどちらかと言うと、前者「遊びながら気づく」のようなコンセプトで、説教臭くなく、純粋にゲームとして楽しめるを目標に開発を始めました。
どんな人でも楽しく、簡単に遊べるコミュニケーションツールとして、気軽に手に取ってもらい遊んだ後に、少しだけ“気づき”がある、そして、「いきかた」の選択肢になる、ボードゲーム開発を続けて行きます。